シティバンドフェスティバルは、平成3年の春に福岡県内で活動する5つの市民吹奏楽団(飯塚吹奏楽団・大野城吹奏楽団・春日市民吹奏楽団・筑紫野市吹奏楽団・大牟田奏友会)が自主的に集まりバンド相互の交流と技術向上、市民吹奏楽団の社会的地位の向上等を目的として始めました。
第1回目は私たち大牟田奏友会の主管の元、地元大牟田の大牟田文化会館で開催し、翌年には飯塚市(飯塚吹奏楽団主管会場:いいづかコスモスコモン)、そして翌年には福岡市(大野城吹奏楽団・春日市民吹奏楽団・筑紫野市吹奏楽団主管 会場:福岡サンパレス)で開催しました。
その後数年間それぞれのバンド活動の充電期間を設けることとしましたが、その3年後の平成9年、この交流を九州全土に広げていこうとの気運が高まり、福岡県内の他の吹奏楽団、佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県の市民吹奏楽団も加わり九州シティバンドフェスティバルという形で第1回目を大牟田文化会館で開催しました。
その後熊本市、佐賀市、諫早市、鹿児島市と続いています(これまでのシティバンドフェスティバルの歴史参照)で開催することとなっています。特定のスポンサーに頼らずに市民バンドの原点である自主運営を基本としたこのフェスティバルは、市民バンドの、市民バンドによる、市民のそして市民バンドためのフェスティバルである言えるでしょう。